今回の「きんさちの子育て成功ブログ」は
【超入門編①】小学校で始まっている、プログラミング教育ってなに?
- 小学校で始まったプログラミング教育ってなに?
- 小学校のプログラミング教育ってなにをしているの?
- お子さんのプログラミング教育について親が知っておくべきこと
以上の内容になります!
小学校で始まったプログラミング教育ってなに?
小学校で始まった
プログラミング教育ってなに?
【超入門編①】
小学校のプログラミング教育
今回もご覧いただきありがとうございます。
小学生のプログラミング教育について、記事を書かせていただいておりますが、
いやいや、もっと根本的なところがわからないんですけど。
「途中から話が専門的過ぎて、まーったく頭に入ってこない。」
「プログラミングという言葉は知ってるけどそれが何なのかはわからない」
というお声をいただいたので、今回は「プログラミング」をかみ砕いて記事を書いてみました!
みなさんの「何それ?」を、「へぇ~、そうなんだぁ~」に変えることが出来たら嬉しいです!
以前の記事と内容が重複することがありますのでご注意ください!
始まったことは知っているが特になにもしていない。
「プリントでね、やりますよ~!始まりますよ~!の案内はあったので、知っているけど、特に気にしたことはない。」
「タブレット買ってね!パソコン買ってね!と言われたら一大事だけど、学校で始めてるだけなので、気にしたことはないよ。」
という小学生を持つ保護者の方が大半だと思います。
2020年から小学校で始まった『プログラミング教育』ですが、私は「プログラミング教育」と命名したのが間違いなのでは?とに思ってしまいました💦
プログラミングという言葉に縁遠い人からは、
「なんかすごい勢いで、パソコンのキーボードをたたいて、英語みたいな文字がダダダダ~って流れていっているのを瞬きもせずに見ている状況?」
を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?(こんな感じ?)
実は私も最初はそう思ってました💦
なので、息子に年長学ばせたのもプログラミングではなく、パソコン操作。
パソコンは将来的に絶対必要になると思っていたので、年長さんから与えていたのですが、キーボードやマウス操作中心。そのうちハンゲームなどの簡単なゲームにハマって、成長するにつれて高校時代から自分でプログラミング学習をするようになりました。
(ゲームを作りたくなったらしい)
プログラミングは頭に思い描いたものが目の前に可視化されるので、楽しいみたいです。
プログラミングとは?
まずはプログラミングをご存じない方に、プログラミングとは何ぞや?と言うところからお伝えしますと、
「コンピュータに指示を出すための命令文(プログラム)を書くことです。」
例えると、料理のレシピのようなものです。
レシピ通りに材料を混ぜたり、焼いたりすることで、おいしい料理が完成します。
プログラミングも同じように、プログラム通りに指示を出すことで、コンピュータに指示通りの動作をさせることができます。
ゲームを作ったり、アニメーションを動かしたり、ロボットを動かしたり、プログラミングでできることはたくさんありますが、プログラミングを使ってこれらを作成すると言っても、まだピンと来ない方が大半だと思います。
ゲームを作成するプログラミングを作ろうとすると、まずゲームに使用する画像などを準備して、プログラミングを行います。
①「クリックをすると画像(ア)がジャンプする。
②画像(ア)がジャンプしたら3秒後に画像(イ)が左側からジャンプして画面に入ってくる。
③画像(イ)をクリックしたら画像(ア)と(イ)が画面からいなくなる。
このような一つ一つのプログラムを書いていって、繋げて実行させると、画像に何かアクションをおこすと、画像がプログラム通りに動く。というのがプログラミングです。
【完成!!ㄟ( T∀T )ㄏウェーイ】
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、すごくすごくすご~く地道な作業・・・💦
そして出来上がるまでにかなりの時間と労力と集中力が必要とされます。
プログラミングの作業って、ビックリするぐらい地味な作業なんです。
でも、完成したときには素晴らしい達成感を味わえます!
ジグソーパズルが完成したときの感動!セーターを編み終えた時の達成感!マラソンを走り切った充実感!
そんな感じを味わえるのがプログラミングだと思います!何となく伝わりましたか?💦
小学校ではプログラミング教育と言ってもすぐに、パソコンに向かって行うわけではありません。
子どもたちに、このプログラミングを行う過程が教育に役立つので身につけさせてあげる目的もあります!
何かをつくる
➡ 計画を立てる
➡ 順番に組み立てる
➡ 成功するまで何度もチャレンジする
➡ 集中力を保つ
➡ 成功体験をして自己肯定感を高める!
始めの学習内容は、最初の「何かをつくる」という考えに至るまでの考え方を学ぶことです。
信号機やセルフレジやスマートフォンもプログラミングで動いています。
プログラミングに詳しくない方は、信号機もセルフレジもスマートフォンも
「魔法」の一部として考えていらっしゃるかもしれません。
スマートフォンは一つ一つのプログラミングされたアプリケーションからなるプログラミングの集大成です!
「魔法」ではなく、プログラミングで動いているものです!そう考えるとプログラミングがとっても身近なものに思えてきませんか?
小学校におけるプログラミング教育の位置付け
プログラミングが私たちの身近にあるものと何となくご理解いただけたと思います。
小学校で行うプログラミング教育は2020年度から始まっていますが、これからどんどん各学校で盛んにおこなわれていきます。
昨年2023年から「ChatGTP」などのAI生成ツールが続々と日本語対応となり、一気にテクノロジーが進化しようとしています。
2020年度から始まったばかりの教育に、手探りで授業を行っていた先生方もプログラミング教育をスムーズに行えるようになってきました。
文部科学省の「小学校プログラミング教育の手引(第三版)」には以下のように定義づけられています。
(プログラミング教育の位置付け)
小学校プログラミング教育の手引(第三版)
プログラミング教育は、学習指導要領において「学習の基盤となる資質・能力」と位置
付けられた「情報活用能力」の育成や情報手段(ICT)を「適切に活用した
学習活動の充実」を進める中に適切に位置付けられる必要があります
とういうことだそうです。わかりやすく解説しますと、
プログラミングはただ単にコンピューターを動かすための技術だけでなく、「情報活用能力」という、これからの時代を生き抜くために必要な力を育てるための大切なツールだということ。
「情報活用能力」とは?
例えば、
- 好きな動物について調べ、新聞記事のようにまとめる
- 友達に面白いゲームの攻略法を説明する
- 家族旅行の計画を立て、みんなに共有する
といった場面でも、「情報活用能力」が役立ちます。
小学校のプログラミング教育はプログラミングを習得するというわけでなく、プログラミングでどんなことが出来るのか?を考えること。プログラミングで何が出来るかを思いつくこと。情報を活用する能力を高めること。といった内容のようです。
小学校のプログラミング教育って何をしているの?
小学校のプログラミング教育って
何をしているの?
【超入門編①】
小学校のプログラミング教育
まだまだ始まったばかりで、先生方もまだ模索しながらの授業なのではないでしょうか?
2020年度当初の予定では、まだのんびりと出来たかもしれません。
しかし、2023年から一気に世の中のテクノロジーが進んでいるような気がします。
先生によってプログラミング教育の取り組み方が違うとの報告がSNSで上がっていました。IT機器が得意な先生、そうでない先生でだいぶん指導の仕方が変わってくるのではないでしょうか?
ぜひ近くの学校の先生方に、プログラミング教育に意欲のある先生方の動画やホームページを見てもらいたい!
以下はプログラミング教育の動画です。プログラミングがわからない人でも理解しやすい内容ですので、
ぜひ見てみてくださいね!
お母さんやお父さんがが覚えてお子さんに教えてあげるのもいいかもしれません!
下の動画ではビジュアルプログラミング言語「Viscuit(ビスケット)」の使い方の説明がありました!
(参照:↓図)
「20221201【小】プログラミング教育授業実践研修会 2.実践」(文部科学省/mextchannel)
※Viscuit(ビスケット)は2003年にNTTの研究所で開発されたビジュアルプログラミング言語です。
Viscuitは、文字を使わず、自分で描いた絵や図を使ってプログラムを作成します。パソコンやタブレットなどを使って描いた絵に対し、メガネを使った書き換えをすることで、アニメーションを生み出すことができます。無料で利用することが出来るのでぜひお試しください!
小学校のプログラミングの学習活動とは
参照:文部科学省
プログラミング教育は、学習指導要領に例示した単元等はもちろんのこと、
【改訂履歴】小学校プログラミング教育の手引(第三版)
多様な教科・学年・単元等において取り入れることや、教育課程内において、
各教科等とは別に取り入れることも可能であり、児童がプログラミングを体
験しながら、コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思
考力を身に付けるための学習活動を行う必要があります。この章に示す指導
例を参考として、各学校において工夫して多様な場面で適切に取り入れてい
くことが望まれます。
以上の様な内容で、授業は進みますが、各学校によってカリキュラムの内容は違うようです。
では上記の内容を詳しく説明していきます!
小学校のプログラミング教育 【学習活動の分類】
プログラミング学習活動は、学習指導要領における位置付けや対象児童によって、以下の6つの分類に分けられます!ちょっと細かく分かれていてわかりずらいですが、授業で行われる学習、授業外で行われる学習、家庭で行われる学習の3つに分かれているようです!
プログラミング言語を利用しての作業は主に高学年から。5年生、6年生で以下のような学習を行いますが、それまでに鍛えなければいけないのがプログラミング的思考力なので、低学年でもウカウカはしてられないようです。
このブログでもプログラミング教室の紹介をしています!
気になる方は、コチラ覗いてみてくださいね!
各学習活動におけるプログラミング言語
なんとなく、小学校で行うプログラミング教育がイメージできましたでしょうか?
プログラミング言語の種類はたくさんあるのですが、みなさんはいくつご存じでしょうか?「えっ?何個もあるの?」と思われた方もいらっしゃると思います。
実は200種類以上あります。
「あーーー無理無理、もうだめだぁ」と思ってらっしゃる方!朗報です。一般的に使われているのは、その中の20~30種類くらいです♪
・・・それでも多いですよね💦オープンソースと言われるプログラミング言語は、一般に無料で使用できるものです。小学校で学ぶのは視覚的にプログラミングを行えるビジュアルプログラミング言語になります。
どの言語を学べるのかはお住いの県や、学校により違ってきます。以下は文部科学省が推奨している言語です。
これらは子どもでも比較的簡単にプログラミングを学ぶことができます。
お子さんのプログラミング教育について親が知っておくべき3つのこと
プログラミング教育について
親が知っておくべき3つのこと
【超入門編①】
小学校のプログラミング教育
将来、必要不可欠なスキルとなるであろう、プログラミングを、早い段階からきちんと学んでいくことは、お子さんの未来にとってとっても大事な事です。
しかし、プログラミング教育は新しい分野であり、あちこちの保護者のみなさんから不安や疑問の声が上がっているのも確かです。
お子さんがプログラミング学習をきちんとやっていけるように、知っておくべき3つのポイントをご紹介します!
①小学生のプログラミング教育について親がサポートできること
まずはこれが大事です。
低学年から身近にあるプログラミングのしくみを一緒に考えたり、学校や県市町村でプログラミングの課外授業などがあれば参加したり、時には小学生対象に大学などで体験授業などがあったりします。
以上の課外授業は、安価だったり無料だったりするので、是非情報を見逃さないようにしてくださいね!
できれば低学年のうちからパソコンに慣れ親しんでもらいたい!まぁ、これは私の意見ですが💦
Viscuit(ビスケット)など、タブレットでも出来るものも沢山ありますが、私はパソコンをお勧めします!
これはパソコン操作に慣れていたほうが、のちのちコーディング(プログラミングを書くこと)をしたりする上で、良い事があるからです!
低学年のうちは、検索の練習でもいいと思います。
私のお友達の息子ちゃんが2~3歳くらいの時、検索バーに「トミカ」と真剣な顔をして入力してました!
子どもの「調べたい!」という気持ちに便乗してパソコン操作も覚えてもらいましょう!
ほとんどのパソコンスクールでも、パソコンを奨励しています。大きな画面で学習させてあげてください!
②小学生のプログラミング教育を行う際、やってはいけないこと
~ 無理意地はしない ~
プログラミングを学ばせたい!とお母さんが思っても、苦手な子もいます。
「お外で遊ぶ方がいい!!」「パソコンよりもサッカーが良い!」
お子さんの好きなことを優先して大丈夫です。ただ、情報は与えてあげましょう。
種をまかないと収穫は出来ません♪
「お外で何して遊ぶ?どんな遊びがあるか検索してみよう!」
「サッカー選手の情報やサッカーボール、スパイクの情報を探してみてみよう!」
プログラミングスキルを身に着けるのは、長期戦です。
しかし、『検索をする』習慣とスキルを身につけてさえいれば、その後に突然プログラミングの勉強がやりたくなった時に、習得時間を早める大事なスキルです。
そのため、お子さんの関心や身近なことをからめたプログラミング教育への誘導が大事です!
お母さんやお父さんの腕の見せ所です!頑張ってください!
③家族みんなでプログラミング学習をやってみよう!
プログラミングが一般的になるにはまだまだ時間がかかりそうだと思っていたのですが、昨今の状況をみますと・・・
ちょっと急ぎ足で進めなければならない状況のようです。
と言うわけで、IT関連のお仕事についていない人にはお子さんと一緒に勉強ができる絶好のチャンスなのでは!?
今やどんな分野の職業でもIT、テクノロジーの利用が一般化しようとしています。
10年後には生活の中にテクノロジーが当たり前のように存在しているとう予想も立てられています。
私は息子が勝手にプログラミングを覚えたので、アラフィフの私は只今ひとりで絶賛学習中です。
なので、今小学生のお子さんと一緒に学ぶチャンスを獲得している皆さんが、すごく羨ましい!
文部科学省が推奨しているScratch(スクラッチ)というプログラミング言語は、小学低学年からでも始められるほど、わかりやすくプログラムの構成を習得するにはもってこいの教材です。無料で使用できますので、ぜひお子さんの興味をひいて一緒に学習をしてみてください!
親子で一緒に問題を解決したり、互いに教えあったりすることで、コミュニケーションも活性化するので、ご家族で始めてください!
まとめ
まとめ
【超入門編①】
小学校のプログラミング教育
今回は、「小学校で始まっている、プログラミング教育」について詳しく説明しました。
①小学校で始まったプログラミング教育ってなに?
「専門的過ぎて、まーったく頭に入ってこない」あなたのためにプログラミングとは?について説明し、文部科学省のプログラミング教育についての位置付け「情報活用能力」について解説しました。
②小学校のプログラミング教育ってなにをしているの?
小学校のプログラミング教育で使用されている「Visce(ビスケット)」や小学校のプログラミング教育での学習活動内容の紹介をしました。
③お子さんのプログラミング教育について親が知っておくべき3つのこと
無理には学習させない!でも興味を持つように工夫は必要です。
そして、家族みんなで学習するほうが、家庭内のITやデジタル・テクノロジーのリテラシーも上がるので、おススメ!
小学校で行っているプログラミング教育がどのようなものか、少しお判りいただけましたでしょうか?
次回は「【超入門編②】小学校で学ぶプログラミング教育とは?」をお届けします!
次回の『きんさちの子育て成功ブログ』では
【超入門編②】小学校で学ぶプログラミング教育とは?
についてお伝えします!
- 小学校で学ぶプログラミング教育とは?
- 小学校のプログラミング教育 具体例を紹介
- 実施した子どもたち・保護者・先生の感想は?
今回小学校で行うプログラミング教育についてカリキュラムを少しご紹介しましたが、さらに深堀してご紹介していきたいと思います!次回もお読み頂けると幸いです!
この記事が、お子さんの素晴らしい未来を切り開く手助けとなりますように!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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