【第1回】GIGA|新時代の教育!GIGAスクール構想の背景とは?

GIGAスクール構想① プログラミング学習【小学生】

今回の「きんさちの子育て成功ブログ」は 

GIGAスクール構想|GIGAスクール構想の背景とは?

本日の内容
  • GIGAスクール構想の背景とは?
  • GIGAスクール構想の現状はどうなってる?
  • GIGAスクール構想の未来構造は?

以上の内容でお届けします!!

子育て 25年 / パソコンに携わる仕事 24年 / Microsoftoffice系のインストラクター経験あり / 現在地元のIT企業に勤めている”きんさち”が、子育て情報をお届けします!あなたの不安を解消出来たら幸せです!

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GIGAスクール構想の背景とは?

構想の背景とは?

【第1回】
GIGAスクール構想

あなたは「GIGAスクール構想」を知ってますか?

A美さん
A美さん

GIGAスクール構想で、
うちの子が周りの子と比べて劣ってしまうんじゃないか心配…

学校で始まっているので、何となくは知っているのではないでしょうか?
「うちの子、パソコンとか絶対できない~!」と言ってるママもいますが、大丈夫です。

なぜならGIGAスクール構想では、

一人ひとりのペースに合わせて学習を進めること

を目的にしているからです。

個性や能力に合わせた個別最適化した学習環境

GIGAスクール構想では理解が深まらない部分は、タブレットやパソコンを利用して繰り返し学習したり、先生やお友達に質問したりすることができます。
情報共有も端末を使ってあっという間にできてしまいます。

さらに、動画や音声、学習ゲームなど、様々な教材を活用できるので、苦手分野の克服もしやすいですし、使い方を覚えてしまえば画期的な学習や成長に役に立つツールと言えます!

ではいつからこのような構想が始まったのでしょうか?
もう少し詳しく話していきますね!

GIGAスクール構想は2019年から始まりました。2023年には児童・生徒への1人1台端末の配布が完了し、教育現場に大きな変化をもたらしています。

先ほども言いましたが構想の主な目的は

一人一人の個性や能力に合わせた個別最適化された学習を実現すること

しかし、未だに多くの保護者の間では、GIGAスクール構想の目的や具体的な内容、未来への展望など、まだ十分に理解できていないのではないでしょうか。

GIGAスクール構想は、この1人1台端末の配備を軸に、ICTを活用した新しい学習スタイルを推進することで、これらのスキルを育成することを目指しています。

GIGAスクール構想は、単にICTを普及させることではなく、子供たちの学び方を根本から変革する壮大なプロジェクトです。

しかし、現在このプロジェクトには問題があります。


※ ICT…Information and Communication Technologyの略。
 情報(information)や通信(communication)に関する技術の総称

GIGAスクール構想の3つの大きな問題とは

GIGAスクール構想には現在、3つの大きな問題が出ています。

何だか想像がつきますでしょうか?

1つ目

教員のスキル不足: 多くの教員がICTの環境を使いこなせるスキルを持っていないのが現状です。文部科学省や教育機関より、様々な「授業の仕方」などの情報がアップされていたり、研修会など行われていますが、新しいシステムを使用した授業や学習に先生方も戸惑いを隠せていないのではないでしょうか?

2つ目

カリキュラムや指導方法の改革: 新しい学習スタイルに対応したカリキュラムや指導方法の開発を構築しているが、まだ試行錯誤の状態。
各地区や現場に合わせたカリキュラムのため、各県の教育関係者でカリキュラムを作成しているため地域によっては教育格差も生じています。

3つ目

情報セキュリティ対策: 情報漏洩などのリスクへの対策。
教育情報セキュリティポリシーに関するガイドラインには7つのポイントが重要だと述べられています。
参照:文部科学省「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン

様々な問題の解決が急がれていますが、

B奈
B奈

何か大変そうだから、別に今までのように、
教科書とノートで勉強したらいいんじゃない?

そんな声も聞こえてきそうですね…しかしそうは言ってられないのが現状なんです。
日本がIT後進国と言われるゆえんは、今までこの現実を見て見ぬふりしてきたせい。とも言われています。

新しい事よりも、現状維持!が好きな人、✋上げて!

手を挙げた人、たくさんいらっしゃると思います。
今のなんとなく居心地のいいコンフォートゾーンから抜けられない人が、たくさんいますよね?

一般的に先進国はITを積極的に活用して世界を動かしています。
今や「GAFAM(ガーファム)」と呼ばれる巨大IT企業を中心に世界が動いていると言っても過言ではありません。

メモ:GAFAM(ガ―ファム)…Google(グーグル)、Apple(アップル)、Facebook(フェイスブック、現メタ)、Amazon(アマゾン)、Microsoft(マイクロソフト)の5社を指す用語です。

時代は『情報社会(Society 4.0)』からすでに『新たな社会(Society 5.0)』に入っています。

また新しい単語が出てきました💦

「Society(ソサエティ)」

では”ソサエティ”調べましたので、情報共有いたします!!

Society(ソサエティ) 5.0時代とは

あなたは「Society(ソサエティ) 5.0」をご存じでしたか?

GIGAスクール構想は、Society 5.0時代における子供たちの学びを大きく変革することも目的としています。

実は私、存じ上げませんでした💦知らないキーワードが出てきたので、慌てて調べてみました!
内閣府のホームページに以下のようにありましたので、一部ご紹介します。

Society 5.0とは、

①狩猟社会(Society 1.0)
②農耕社会(Society 2.0)
③工業社会(Society 3.0)
④情報社会(Society 4.0)に続く、第5番目の社会の姿を指します。

図:総務省ホームページ_Society5.0とは より

Society 5.0では、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会課題の解決を両立する人間中心の社会を目指します。

と抽象的に表現してありました。

抽象的過ぎて全くわからん( ̄▽ ̄;)

目指している社会の実現を大きく分類してみました!
  • 超スマート社会: AIやIoTなどの技術を活用して、あらゆるものが高度に繋げる
  • AIやIoTなどの技術開発: サイバー空間とフィジカル空間の融合を実現
  • データの利活用: データの収集、分析、活用を促進するための制度や基盤の整備
  • 人材育成: Society 5.0時代を生き抜くためのスキルや知識を持った人材の育成
  • 社会全体の変革: 従来の社会の枠組みを超えた新しい社会システムの構築
  • 人間中心社会: 人間の個性を尊重し、多様な価値観を受け入れる社会

Society 5.0は、
2016年に策定された第5期科学技術基本計画で初めて提唱されました。

Society 5.0を実現するためには、以下のような取り組みが必要とあります。
今後、様々な分野で大きな変革をもたらしていくことが期待されています。

以下は、Society 5.0の具体的な取り組み例です。

  • 医療分野: AIによる診断や治療、遠隔医療
  • 介護分野: ロボットによる介護支援、高齢者の見守り
  • 教育分野: AIによる個別学習、オンライン教育
  • 交通分野: 自動運転、MaaS
  • 製造業: スマートファクトリー、3Dプリンティング

AIなどの技術を活用して、私たちの生活や社会を大きく変革する可能性を秘めた重要な概念です。

昔見た「バックトゥザフューチャー」や「トータルリコール」などの映画のような世界が、今後ドンドンリアルな世界でも見れるってことですよね?えっ違う?

このSociety 5.0時代を生き抜くためには、情報活用能力や問題解決能力、協調性など、従来の教育では培えなかった新しいスキルが求められます。

少しずつ変わっていく未来構造、今後のSociety 5.0の発展がとても楽しみですね!

参考資料

関連情報

  • Society 5.0実現会議
  • Society 5.0 Expo

もっと詳しく知りたい方は、内閣府のホームページから確認できます!

Society 5.0 - 科学技術政策 - 内閣府
 IoT(Internet of Things)、ロボット、人工知能(AI)、ビッグデータ等の新たな技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れてイノベーションを創出し、一人一人のニーズに合わせる形で社会的課題を解決する新たな社会を「Societ...

3つの柱を中心に教育改革を進めています!

文部科学省では変化の激しい時代に合わせるため、学習指導要領が改訂されます。
現在の小学校の学習指導要領の改訂は2020年から実施されているものです。

新しい学習指導要領で育む資質・能力は

「知識及び技能」
「思考力、判断力、表現力など」
「学びに向かう力、人間性など」

の3つの柱からなります。

これは子どもたち一人ひとりに合った学び方を大事にし、仲間と協力して学ぶことを大切にしています。
子どもたちが自分で考えて話し合いながら、深く学ぶことを目指して、授業の仕組みが変わってきています。 

では教育改革を進めている3つの柱を紹介いたします!

図:政府広報オンライン「2020年度、子供の学びが進化します!新しい学習指導要領、スタート!

この3つの柱の資質や能力を高めるために

主体的・対話的で深い学び
(アクティブ・ラーニング

の視点からの授業改善が重要視されています!

文部科学省:【参考資料1】GIGAスクール構想の推進等の近年の教育政策の動向について

より引用

1.【主体的な学び】の視点

学びを人生や社会に生かそうとする学ぶカ・人間性等の涵養

学ぶことに興味や関心を持ち、自己のキャ リア形成の方向性と関連付けながら、見通し を持って粘り強く取り組み、自己の学習活動 を振り返って次につなげる「主体的な学び」 が実現できているか。

2.【対話的な学び】の視点

子供同士の協働、教職員や地域の人との対話、先哲の考え方を手掛かりに考えること等を通じ、自己の考えを広げ深める 「対話的な学び」が実現できているか。

3.【深い学び】の視点

習得・活用・探究という学びの過程の中で、各教科等の特質に応じた「見方・考え方」を働かせながら、知識を相互に関連付けてより深く理解したり、情報を精査して考えを形成したり、問題を見いだして解決策を考えたり、思いや考えを基に創造したりすることに向かう 「深い学び」が実現できているか。

教育改革の3つの柱をお伝えしました。
以上の「主体的・対話的で深い学び」の視点に立った授業の改善を行うことから始まり、生きていく上で脂質・能力を身に着ける。

それが将来にわたって能動的(アクティブ)に学びを続けることが、最終的には必要になってくるのではないでしょうか?

では子供たちが学んでいる「プログラミング教育」ですが、そのおおもとである「GIGAスクール構想」の現在の状況はどのあたりにあるのでしょうか?

GIGAスクール構想の現状はどうなってる?

現状はどうなってるの?

【第1回】
GIGAスクール構想

では、GIGAスクール構想はどこまで進んでいると思いますか?
2024年現在、全国のほとんどの公立小中学校に1人1台の端末が配備されています。

ひとり一台を利用して授業が行われていますが、端末の活用方法については、まだ多くの学校が試行錯誤の段階にあるようです。

文部科学省は、GIGAスクール構想の実現に向けた様々な支援を行っていますが、文部科学省が行っているGIGAスクール構想実現に向けた支援は

・ 環境整備(経費支援)
・ 活用促進(教員を対象として、研修、動画、教材の実施や配布
・ ルール作り(大まかな基準を作成)

など文部科学省は、GIGAスクール構想の実現に向け、様々な支援を行っています。

どのような支援を行っているのか?ご存じですか?

いま、どこまで進んでるの?

2023年3月末時点で、全国の99.7%の公立小中学校に学習者用端末が配布されています。

1. 環境整備(経費支援)

  • 1人1台端末の整備: 全国の小中学校に1人1台端末を整備します。
  • 高速ネットワークの整備: 学校の高速ネットワークを整備し、1Gbps以上の通信速度を実現しました。
  • 学習空間の整備: 校内LANや無線LANの整備、教室のレイアウト変更など、ICTを活用した効果的な学習環境を整備します。

2. 活用推進

  • 教員のICT活用研修: 教員がICTを効果的に活用できるよう、研修を実施しています。
  • 教材開発: ICTを活用した教材を開発・配布しています。
  • 民間連携: 民間企業と連携し、新たな学習サービスの開発や、教員向けの支援プログラムの提供を行っています。

3. ルールづくり

  • GIGAスクール運用指針: GIGAスクール構想の円滑な運用のための指針を策定しました。
  • 情報モラル教育: 生徒がICTを安全かつ倫理的に利用できるよう、情報モラル教育を推進しています。
  • サイバーセキュリティ対策: 学校の情報システムのセキュリティ対策を強化しています。

具体的な支援例

  • 個別指導: 個々の学校の状況やニーズに合わせた、きめ細やかな指導を行っています。
  • モデル校: GIGAスクール構想の推進モデルとなる学校を指定し、支援を行っています。
  • コンサルティング: ICT活用に関する専門家によるコンサルティングを提供しています。
  • 情報発信: GIGAスクール構想に関する情報や事例を、ウェブサイトやパンフレットなどで発信しています。

現在、環境整備が終わり、2番目の活用推進に入っているところです。
まだまだ道のりが長いようですが、一歩ずつ前進しているようなので、見守っていきましょう。

どのような授業が行われているのか興味がある方は以前書いた記事で紹介していますので、のぞいてみてくださいね!

どんな授業が行われているのか?気になる方は覗いてみてください!

地域格差と環境格差

では各地域自治体で進められているGIGAスクール構想ですが、地域や環境格差が出ているという声があったので、その声を拾い集めてみました!

X(エックス)などで飛び交ってる情報を上げていきますと…

A美さん
A美さん

うちの地域は財政力がないのか、小学校で配布されているパソコンのスペックが低すぎて、検索をしたりなど動作が遅すぎて通常使用できるレベルではないわ。

「子どもに聞いてみたが、パソコンはいつも鍵がかかっているロッカーに入っていて、ほとんど見たことがない。って言ってた」

担任の先生からの「子どものうちから電子機器を使用するのは好ましくないので、子どもの為にも、今まで通りの授業をします。」という謎の宣言

ICTを使った授業が始まってしばらくたちますが、地域や学校の環境によって国が考える基準にはまだまだ遠い気がします。
どうしてこのような状態になるのか?原因を探ってみました!

ICTを使った授業が理想と乖離する5つの原因と解決策

1. 教員側のICTスキル不足:

今までICT(IT端末やアプリケーション全般)には興味もなかった、さらには苦手だし嫌いだった先生方もいらっしゃったはず。
まずは教員が習得しなければ授業どころではなくなるはず…と思うのですがあなたはどう思いますか?

  • 課題:
    • 多くの教員はICTに関する専門的な知識やスキルを持っていない。
    • 研修機会が不足している、または効果的な研修が提供されていない。
    • 新しい技術への抵抗感や不安がある。
  • 解決策:
    • 段階的な研修プログラムの提供: 初心者向けから応用者向けまで、教員のレベルに合わせた研修を実施する。
    • 実践的な研修: 実際に授業で使えるスキルを学べる研修を実施する。
    • ICTサポーターの配置: 教員を支援するICT専門家を学校に配置する。
    • オンラインコミュニティの形成: 教員同士が情報交換や意見交換できる場を提供する。

世界の国々ともIT格差が広がりつつあり、先進国での日本の立ち位置は低い場所にとどまっています。子どもたちへのプログラミング教育が決定して、国家を挙げて進めておりますが、今だ反対勢力もいます。

ここまでこの記事を読み進めてくださってるということは、漠然としながらも、テクノロジーは進んでいくし、子どもたちはこれから「情報」の世界の中で生きていく。ということを理解している方々ばかりと思います。

プログラミング的思考力はこれからの時代、理解していて「当然」の世界になります。
パソコンは使えて当たり前の世界がもうすぐそこまできているので、これからはネットワーク詐欺に会う人は「情報リテラシーが低い人」というレッテルを張られるかもしれません。

まずは教員のスキルアップに力を注いで欲しいです。
「人に教えること」はプロなので、あとは教えてもらいたいこと、やってもらいたいことをバンバンインプットしてもらって、学校でバリバリアウトプットしてもらいましょう!

興味のある先生方ならすぐに習得できそうですし、学年に一人、せめて学校に一人は苦にならずに身に着けることが出来る、もしくはデジタル機器は趣味だと言う人が必要だと私は思います!

「ICTで何ができるのか?」を踏まえたうえで今まで培ってきたスキルと融合させ、魅力的な授業や学習方法を実施して欲しいです!

2. 適切な教材不足:

現在主に使用されているアプリは数種類。海外のものが多いので、早く日本のプログラミング言語を学べるアプリ(しかもオープンソース)を開発して欲しいところ。

  • 課題:
    • 授業内容に合致した質の高い教材が不足している。
    • 教材開発に時間と労力がかかり、教員の負担になっている。
  • 解決策:
    • 国や自治体による教材開発: 質の高い教材を無料で提供する。
    • 民間企業との連携: 教材開発に民間企業の力を借りる。
    • 教材共有プラットフォームの構築: 教員が自作の教材を共有できる場を提供する。

現在GIGAスクール構想をはじめDX化が急ピッチで進んでいます。
しかし半数の人は追いついていけてない💦
もっと国を挙げてすべての国民がこの巨大プロジェクトの行く末を見守って応援できるようにしたらいいのに…と壮大なことを考えてしまいます。

3. ネットワーク環境の整備不足:

「ギガが足りない!」「通信制限が!」「学校では検索もできない。」というネットワークの問題もよく聞きます。
通信ネットワークやサーバなど校内のインターネット環境の構築にもお金がかかるので、予算の関係でサーバの容量が小さかったり、ネットワーク回線の速度が遅いなど、地域差で問題が出ているようです。

この問題をきちんと整備しないと、せっかくのICT端末が無駄になってしまいます。

  • 課題:
    • インターネット環境や校内のインターネット回線の速度が遅く、スムーズな授業ができない。
    • ネットワークセキュリティ対策が十分ではない。
  • 解決策:
    • 国や自治体によるネットワーク環境整備: 光ファイバーなどの高速通信環境を整備する。
    • ネットワークセキュリティ対策の強化: ウイルス対策ソフトやファイアウォールの導入を徹底する。

端末を自宅へ持ち帰る事になっても自宅にインターネット環境が無ければ使用することができなかったりと、これからさらに他の問題も出てきそうです。

4. 家庭環境の格差:

貧困などの家庭環境だけではなく、親がICT機器の使用を拒否していたりなど、それぞれのご家庭で、使用が制限されることによる、格差問題もあります。

  • 課題:
    • 家庭の経済状況やICT環境によって、児童が端末を持ち帰ることができない。
    • 家庭での学習支援が不足している。
  • 解決策:
    • 経済的に困窮している家庭への端末貸与: 費用負担を軽減する。
    • 家庭向けICT教育プログラムの提供: 家庭での学習支援を充実させる。

このブログをご覧のあなたは端末を利用することに不安のない家庭環境と思われます。

が、10年近く前ですが、うちの息子の学校で「iPad全生徒配布」の際、

「こんなおもちゃ配ってどうするの!!絶対遊ぶでしょ!もっと勉強しなくなる!!」

とお怒りの保護者様もいらっしゃっいました。
色々なご家庭で色々な背景があるとは思いますが、学校で端末の正しい使用方法(学習方法等)を学んでくるので、自宅でも始めはゲームもするかもしれませんが、その内普通に学習に使用できるよになりますよ!ご心配でしょうが大丈夫です!

5. 制度やルールの壁:

  • 課題:
    • 著作権や個人情報保護に関する規制が、ICT教育の活用を阻害している。
    • 教員に対する理解が進んでいない。
  • 解決策:
    • 著作権法や個人情報保護法の改正: 教育現場におけるICT活用の円滑化を図る。
    • 教員への理解: 事務作業の効率化や授業時間の削減など、プログラミング教育だけではなく、教育現場のDX化も同時にすすめられています。
      ほとんどの先生方が必死に取り組んでいらっしゃるので、保護者の理解や協力も必要となってきます。

保護者側からは見れないですが、今一気に改革が行われているので、先生方も本当に一生懸命です。
先生びいきで記事を書いていますが、私は教員にはなったことはありません。が、小学校保護者時代に役員を経験しました。
先生方本当に「大変」です💦

息子の時代は「モンスターペアレント」が流行っていた?時代なので、精神的に疲れ果てている先生方も見てきました。

できればこのブログを訪れている人には、先生方を擁護してくれる人であって欲しい!と思っています。

GIGAスクール構想の未来構造は?

未来構造は?

【第1回】
GIGAスクール構想

では「GIGAスクール構想」のゴールはどのような状態だと思いますか?
単に1人1台端末を配備して終わりではありません。
将来的には、ICTを最大限に活用した、以下の様な学習環境が実現される予定です。

  • いつでも、どこでも、誰とでも学べる環境
  • 一人一人に合わせた個別最適化された学習
  • AI等を活用した学習支援
  • VR/AR等を活用した体験型学習

以上の学習環境はあとどのくらいで達成されるでしょうか?

先ほど、GIGAスクール構想の現状について少しお話ししましたが、興味をそそるアンケートを見つけましたので、ご紹介します!

GIGAスクール端末利用状況調査(2024年1月:MM総研調べ)

GIGAスクール端末の利用は着実に進んでいますが、家庭学習への活用は限定的なようです。今後、家庭学習への活用促進や自治体間の格差解消が課題になります。

日経XTECHにてアンケート結果が紹介されていましたので、まとめてみました。
(掲載記事:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/00265/

GIGAスクール端末利用状況調査(2024年1月時点)

概要

  • 2024年2月16日、MM総研が調査結果を発表
  • 調査対象:全国1741自治体
  • 回収数:1011団体
  • 調査時期:2023年11月~2024年1月

主な結果

  • 授業での利用は定着
    • 授業で毎日利用する自治体:77%(前回調査比2ポイント増)
  • 家庭学習への活用は限定的
    • GIGAスクール端末を毎日は持ち帰っていない自治体:7割以上
    • 持ち帰りを実施している自治体:24%(前回調査比7ポイント増)
  • 用途数は自治体格差が広がる
    • 平均用途数:4.9種類(前回調査比1.1種類増)
    • 7種類以上の用途で利用している自治体:44%(前回調査比31ポイント増)
    • 1~2種類の用途のみで利用している自治体:24%(前回調査比5ポイント減)

今後の課題になっている、家庭学習への活用促進、自治体間の格差解消を早急に進めていただきたいですね。
あなたの地域でGIGAスクール構想はどこまで進んでいますか?

期待されている5つの変化

アンケート結果から、GIGAスクール構想の学習環境下で、子供たちはより主体的に、そしてより深く学ぶことができるようになっています。

子供たちの学びを大きく変革し、未来を創造する力となるGIGAスクール構想。全ての子どもたちが学べる環境が早く出来るように願います。

小学生のGIGAスクール構想、プログラミング教育で学習方法は以下のように変わっています!

  • いつでもどこでも学習: 時間や場所にとらわれず、自由に学習できる
  • 個別最適化された学習: 一人ひとりの個性やペースに合わせた学習が実現
  • 協働的な学習: 仲間と協力し、学びを深める学習が促進
  • 主体的・対話的な深い学び: 自分で考え、議論し、学びを深める学習が実現
  • 新しい学習スタイルの確立: AIやVRなどの技術を活用した新しい学習スタイルが確立

私が小学生の頃とは環境も、考え方もかなり変わっています。
今の小学生が羨ましい限りです😆

地域や自治体間で用途格差が広がっています

色々な関連記事で私も何度も書いているのですが、やっぱりアンケート結果かからもわかるように「用途格差」広がっているようです。

課題としては、用途数の少ない自治体の割合が依然として高い事。
先ほどのアンケート結果で用途別利用率を抜き出すと以下の通り。

GIGAスクール端末の利用状況:用途数

平均用途数

  • 4.9種類(前回調査比1.1種類増)

用途別利用率

  • 調べ学習:87%
  • 学習支援ソフト・アプリ:84%
  • 考えをまとめて発表:78%
  • デジタル教科書・デジタルドリル:76%
  • カメラ機能:75%
  • 先生と児童・生徒のやりとり:72%
  • 児童・生徒同士のやりとり:58%

そして自治体で何種類の用途別で利用しているかの回答は先ほども書いておりますが、

自治体間の格差

  • 7種類以上の用途で利用している自治体:44%(前回調査比31ポイント増)
  • 1~2種類の用途のみで利用している自治体:24%(前回調査比5ポイント減)

パソコンは使い方を知れば知るほど、色々な事に活用できるツールです。
パソコンをワープロ(ご存じでしょうか…?💦)と同じように使用している人も未だ見かけます。
私は、まずはパソコンで色々な事が出来ることを知って欲しいな!と思っています。知った上で、アナログな世界もより味のあるものに変化すると思います。

テクノロジーとアナログの融合も素敵だと思うので、ぜひ!お子さんと言わず、あなたもドンドンパソコンを使ってみてください!

まとめ

まとめ

【第1回】
GIGAスクール構想

今回は、「GIGA|新時代の教育!GIGAスクール構想の背景とは?」について詳しく説明しました。

GIGAスクール構想は、子供たちの未来を大きく変革する可能性を秘めた教育改革です。
この構想の目的や内容を理解いただけたと思います。
お子さんが将来社会で活躍するために必要な力を育むために、積極的に活用していくことをお勧めします。

私事ですが、パソコンを使いだして24年ほどになります。まだパソコンが昔の形(ブラウンカンモニタ)をしていた時代、OSはWindows98、ネットワーク回線は電話回線でしたwww
パソコンに出会って、学んでいくうちに、「パソコンってすごい!パソコン出来たら鬼に金棒じゃん!」と思うように。

パソコンがどんどん進化していくので、自分の頭もアップデートしていかないといけないから大変なのですが、でも…未だに役に立つし、楽しいしい!やっててよかったとほんとに思っています。
始めた当時は、母子家庭になったばかりで資格も何も持っていなかったので、必死でやっていただけだった気もしますが、これからもデジタル、IT、テクノロジーとパソコンやプログラミング思考は無駄にならないスキルだと思います。

私事過ぎましたが💦私がお伝えしたいことは「ぜひ、お子さんと一緒にICT技術を(デジタル機器やアプリケーション等の総称)つけてみてください!後悔はしません!」と言うことです!GIGAスクール構想、親子で楽しんでくださいね!

第2回は「GIGAスクール構想|具体的な取り組みとは?」をお届けします!

次回の『きんさちの子育て成功ブログ』では

「GIGAスクール構想の具体的な取り組み」についてお伝えします!

次回は以下の内容でお届けします
  • GIGAスクール構想の具体的な取り組みとは?
  • タブレットやノートパソコン、1人一台配布されている?
  • ICT機器、ただ配るだけじゃない!新しい学びの形

この記事が、お子さんの素晴らしい未来を切り開く手助けとなりますように!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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