💴大人になってからじゃ遅い?小学生から始める「お金の教育」
「お金の教育はまだ早い」と思っていませんか?
実は、小学生のうちからお金の基本的な知識を身につけることは、将来の生活に大きな影響を与えます。
お金の使い方や管理方法を学ぶことで、子どもたちは自立した金銭感覚を養い、無駄遣いや金銭トラブルを防ぐ力を身につけることができます。
こんにちは きんさちです。
今回、どうして「お金の教育」について書こうと思ったかと言いますと…
小学生の頃から少しずつお金の勉強をしないと、親の手が離れて大人になった後が大変になる事があるからです!
実は私、息子に全くお金の勉強をしていませんでした。
現在、私より収入が多い息子に、毎月仕送りをしなければない状況におちいってます😭😭😭

私自信、マネーリテラシーが低い方でしたので、その時にお金があって、欲しいものがある時には買ってしまう状況でした。
高いものは買えないので、コンビニなどでお菓子🍩や惣菜🍗、飲み物など、安いもの(今考えると高い😅)をあまり考えずに買っていました。
息子が就職で家を出てから、お金に関することを学び始めたので、息子はお金の勉強をすることなく、一人暮らしを始めました。
お気に入りの洋服に、ハイスペックのパソコン、お高いシャンプーにボディーソープ、爽やかなフレグランスにゲームの課金。
あげくに寂しいのか、ペットまで飼いだす状況・・・😱😱😱
一方、姪っ子も家を出ているのですが、しっかりと「お金の勉強」をしていたので、着実に貯蓄が出来ているようです。
必ずこうなるとは言えないですが、これからインフレの波も来るようなので、幼いころからしっかりと身につけて、独り立ちするまでにはマネーリテラシーをつけているほうが、子も親も幸せに過ごせると思います。
と言う訳で、もしかしたら、私と同じ状況になりそうな予備軍のかたもいらっしゃるかも!?思い、小学生からお金の勉強をすることをおススメします!
1. なぜ小学生にお金の知識が必要なのか?

あなたは幼いころ、ご家庭で「お金の勉強」をしていましたか?
我が家では、日本の一般的な家庭らしく、「お金」の話はタブーの様な感じで、「お金はない!」「無駄遣いはいけない」とは言われていましたが、「お金」の上手な使い方や、運用方法は全く教わることなく成長しました。
そして、息子も「お金」の教育を全く教わることなく、大人になってしまいました。
きっと、資産を持っているご家庭では、日常的に行われていたであろう「お金」の教育ですが、日本の一般家庭では、自営業や経営者のご家庭でない限り、「お金の教育はやっていない」と言う人が圧倒的に多いそうです。
野村アセットマネジメント資産運用研究所が行った調査では以下のようにありました。
家庭での金融教育の実態(p2下部)
子供・孫がいる家庭において、実際に行われた金融教育の内容は、「お金の大切さについて」が31%と最も高く、「自分のお金の管理方法について」が18%、「貯蓄の意義について」が13%と続く。一方で「教えたことはない」が55%
家庭で子供・孫に教えたことがない理由は「教えるほどの知識がない」が40%、「子供がまだ小さい(教えるほどの適正年齢に達していない)」が33%、「何を教えればよいかわからない」が27%
「金融教育に関する意識調査2023」(野村アセットマネジメント資産運用研究所)https://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/etc/20230706/nam20230706.html
以下上記のまとめです
実際に行われた金融教育
「お金の大切さについて」31%
「自分のお金の管理方法について」18%
「貯蓄の意義について」13%
教えたことはない理由
「教えるほどの知識がない」40%
「子供がまだ小さい」33%
「何を教えればよいかわからない」27%
実は、お金の使い方や価値を理解することは、早いうちから学ぶほど効果的です。
この調査で、お子さんやお孫さんに教えることが出来ないと感じている方も多い事がわかります。
本来ならご家庭で小学生のうちからお金について学ぶことで、無駄遣いを防いだり、計画的な消費や貯金の習慣を自然に無理なく身につけることができるのに、です。
2.小学生でもわかる!お金の基本知識

では、お伺いします。
あなたはお子さんにお金について話したことがありますか?
また、どのように教えようとしていますか?
ご家庭で様々な教育方法があると思いますが、お子さんへの「お金の勉強」に役立つかもしれない、お金の基礎知識をお伝えしていきたいと思います。
小学生のうちからしっかりとお子さんに「お金の知識」をつけていきたい、あなたのお役に立てると嬉しいです!!
💴 お金の役割と種類
あなたは、お金って何?という質問に答えることが出来るでしょうか?
お金は物やサービスと交換するための大切な道具です。
もっと詳しく言うと、日本で使われている日本紙幣や硬貨は、「それぞれの金額の価値があるものとして、使いましょう。」と国で決めた約束事でもあります。
この紙幣や硬貨で、それぞれの金額に応じた価値のあるものと交換できますよ!という約束を国で決めた「日本銀行券」です。
はるか昔、物々交換でそれぞれの欲しいものと交換していましたが、それでは「欲しいもの」と「持っているもの」の価値が合わなかったり、魚と交換して欲しいけど、魚はすぐに腐ってしまうから、魚が欲しい人に出会うまでに、価値がなくなってしまう。など不便なことが多くありました。
そこで、人々の間での取り決めでお金が生まれ、今では世界中で使われています。
お金にはどのようなものがあるでしょうか?
日本では、紙幣(お札)や硬貨(コイン)が一般的ですが、近年では電子マネーやクレジットカード、スマホ決済など、現金を使わなくてもお買い物ができる方法が増えています。
たとえば、コンビニやスーパーでは現金や電子マネーが使えますが、自動販売機ではスマホ決済、ネットショッピングではクレジットカードが便利です。
お子さんに「どんな場所で、どの種類のお金が使われているのかクイズ」をやってみましょう。
例えば、バスに乗る時に使うお金は?
お祭りの屋台ではどんなお金が使える?
ショッピングセンターではどんなお金が使える?
といった具体的なシーンを考えると、「お金」についてより理解しやすくなります。
💴 収入と支出の考え方
お金は使うだけでなく、どこから入ってくるのかを知ることも大切です。
子どもにとって身近な「収入」は、おこづかいやお年玉、場合によっては家のお手伝いをしてもらえる報酬などがあります。

「収入と支出のバランス」を理解するには、おこづかい帳をつけてみるのがおすすめです。
たとえば、毎月500円のおこづかいをもらっている場合、お菓子やおもちゃを買うとすぐになくなってしまいます。
しかし、全部使わずに少しずつ貯金すれば、大きなものを買うこともできます。
私は、この貯金して大きなものを買うという考えを持っていませんでした😱😱😱
そして息子にも教えてあげられなかった…😭😭😭
子どもの頃は小さなものを買って満足していたし、お金の勉強をせずに社会に出たので、クレジットカードで買いたい放題やってしまいました😑👈自分では計算して買っていたつもりなんですけどね💦
この収支のバランスと言いますか、ひき算と言いますか…
今はお金の勉強をしたので私もわかります。
「収入」—「支出」 ≧ 「0円」
すごく当たり前の事なのに、昔の私は出来ていませんでした😭😭😭
これを守らないと大変な事になります。
そして、「必要なもの」と「欲しいもの」を区別することも大事です。
たとえば、学校で使う文房具は「必要なもの」ですが、お気に入りのキャラクターがついたノートは「欲しいもの」です。
この違いを考えながらお金を使うと、無駄遣いを防ぐことができます。
親子で「今月のおこづかいの使い方」を話し合ったり、「欲しいものリスト」を作って計画的に貯金する習慣をつけたりすると、お金の管理能力が自然と身についていきます。
お子さんがしっかりと「お金の基礎知識」を習得できるように親子でぜひやってみてくださいね!
基礎知識がついたら、次はより「お金の勉強」が出来るように日常で次のような体験をしてみましょう。
3. 経験できる「お金の学習」実践例

お金の知識を身につけるためには、実際の生活の中で経験することがとても大切です。
日常の中で、お金の使い方や管理の仕方を学べる機会を作ると、お子さんが自然とお金の価値や大切さを理解できるようになります。
👛お買い物体験
親子でお買い物に行き、商品を選ぶところから支払いまでを一緒に行うことで、お金の価値や計算力を養うことができます。
たとえば、以下のようなことを意識すると、より学びが深まります。
- 商品の価格を比較する
スーパーやコンビニで同じような商品を見比べてみましょう。
・どちらが安いか?
・なぜ値段が違うのか?
などを話し合うと、お金の使い方を考える力が育ちます。
お子さんは同じ牛乳でもブランドや容量によって値段が違うことに気づくことができるでしょうか? - お釣りの計算をする
レジで支払いをするときに、子どもに「500円を出したら、お釣りはいくらかな?」と考えさせると、計算力が身につきます。
最初は簡単な金額で挑戦し、慣れてきたら少し複雑な計算も取り入れてみましょう。
駄菓子屋さんなどの小さなお店が近くにあると、実践しやすいですね - 予算を決めてお買い物をする
「今日はお菓子に200円まで使っていいよ」と予算を決め、子ども自身に選ばせると、限られたお金の中でどう使うかを考える力が身につきます。
こうしたお買い物体験を繰り返すことで、「お金は無限にあるものではなく、計画的に使う必要がある」という意識が自然と身につきます。
👛お小遣い制度
お小遣いを渡して子どもに管理させることで、お金の使い方や計画的な管理能力を学ばせることができます。
お小遣い制度を効果的に活用するためには、次のようなポイントを意識してみてください。
- 毎月一定額を渡す
一定の金額を定期的に渡すことで、「今月はあといくら使えるのか?」を考える習慣が身につきます。
子どもが自分で計画を立ててお金を使うようになると、無駄遣いを防ぐことにもつながります。 - 貯金のルールを決める
例えば、「もらったお小遣いの10%は貯金しよう」と決めておくと、お金を貯める習慣がつきます。
貯金したお金の使い道を考えさせることで、計画的にお金を管理する力が身につきます。 - お小遣い帳をつける
収入と支出を記録する習慣をつけることで、自分がどんなことにお金を使っているのかを客観的に把握できるようになります。
「今月はお菓子に〇〇円使った」「貯金が△△円たまった」など、自分のお金の流れを知ることが、将来的なお金の管理能力の向上につながります。
さらに「お金」についてお子さんに学習をさせたいときは、以下の方法も試してみてください!
家庭内プロジェクト(使わない物を売る体験)
もう使わなくなったもので、捨てるのはちょっともったいない…。
な~んて思っているモノ、ご家庭にありませんか?
使わない物を売るという経験を通じて、「収入」や「支出」を学ぶとともに、世の中の「流通」も学ぶことができます。
例えば、次のような方法で実践ができます。
👕フリーマーケットやリサイクルショップを活用する
家の中で使わなくなったおもちゃや本、服はありませんか?
フリーマーケットやリサイクルショップで売ってみましょう。
自分の持ち物に価値があることを知り、「お金を得るためには、何かを提供しなければならない」という基本的な経済の仕組みを体験できます。
💻ネットフリマやオークションを活用する
メルカリやヤフオクなどのネットフリマで売る体験もできます。
子どもに「どんな写真を載せれば売れやすいか?」や「値段をどう設定するか?」を考えさせることで、ビジネスの世界で、なくてはならないマーケティングの視点を養うこともできます。
また、フリマやオークションでは拾ってきた貝殻や、折り鶴、手芸など、少し手を加えて販売することもできるので、小さなお店屋さんを開く感じで楽しむこともできます。
ただし、ネットを利用する場合は、親が安全面を管理することが重要です。
その際、ITやインターネットのリテラシーも一緒に学ぶこともできますね!
💴売ったお金の使い道を考えさせる
売れたお金をどう使うかを話し合うことで、計画的なお金の使い方を学べます。
「全部使う」のではなく、「半分は貯金して、半分は好きなものを買う」といったルールを作ったり、「売れたお金で材料を買って、売る商品を作り出して、さらにお金を増やす」など、投資や資産管理を含めたお金を管理する力が身につきます。
こうした実践的な経験を通じて、お金の流れや価値について理解を深め、将来の金銭管理能力につなげることができます。
「お金の知識」を身に付けるために、いろいろやりかたがあります。
でも子どもの学習をするためには、ちょっと私にはハードルが高い!
もっと簡単に「お金の知識」を勉強できることってないの~?
というあなたのために、遊びながら学べるボードゲームをご準備いしました~!😆
4.「お金」の知識を身に付けるボードゲーム3選

遊びながら「お金」事を学べるボードゲーム。
あなたも一度はやった事があるのではないでしょうか?
この令和の時代に、ボードゲーム!?と思うなかれ。
このボードゲームは、子どもたちがゲームを楽しみながら「不労所得」や「資産形成」など、令和の時代に知識としてつけておかなければならない、「お金💴」の基礎知識から、実践的な経済知識を学べるツールとして、今でも高い人気を持っています。
では、「モノポリー」や「キャッシュフロー・フォー・キッズ」、「人生ゲーム」をご紹介します!
🎲昔から定番のボードゲーム、モノポリー
昔から定番のボードゲーム、モノポリー
あなたも遊んだことがあるのではないでしょうか?
土地の売買や家賃収入を通じて資産を増やす戦略ゲームで、私も昔、夢中になって遊んでました。
モノポリーは投資、交渉、リスク管理について学ぶことができます。
まぁ、私は大博打を打っていたほうなので、リスク管理は学べていなかったようですが…💧
🎲ロバート・キヨサキ氏が考案したボードゲーム
こちらは「金持ち父さん 貧乏父さん」の著者として知られるロバート・キヨサキ氏が考案したボードゲームです。
将来の成功を夢見て、一緒に遊んでみてはいかがですか?
「金持ち父さん 貧乏父さん」の本の中にも紹介されていた、ゲームですね。
本の中で、大人もこのゲームで「マネーリテラシー」を学んでいたような記憶があります。
資産形成や不労所得の概念を学べる教育用ゲームで、資産形成、投資、経済的自立を学ぶことができます。
🎲お正月の定番になっていた「人生ゲーム」
私の時代のお正月の定番と言えば、「人生ゲーム」と「UNO」でした😊
懐かしいと感じている方もいるのではないでしょうか?
さまざまなバージョンがあるので、お好きなバージョンで、学びながら億万長者を目指しましょう!
職業選択やライフイベントを通じて人生設計を体験でき、職業観、収入と支出のバランスを学ぶことが出来ます。
「お金」のボードゲームは単なる娯楽にとどまらず、マネーリテラシーや意思決定能力を育む教育的な役割も果たしています。
特に、親子でのプレイを通じて、親も子も自然にお金の使い方や管理方法、投資や稼ぐ方法を学べる点が大きな魅力です。
遊んでいくうちに「お金」に関する知識が身につきますので、あなたのご家庭のマネーリテラシーアップにつなげてくださいね!
5.お金の勉強は、小学生にはまだ早いのでは?

古き良き日本の風習で、「表立ってお金のことは言わない」と言うのが、マナーとされてきました。
そのため、お子さんにあまり、お金、お金とお金のことを言ってはいけない。と思っていらっしゃる方もいらっしゃいます。
ですが「マネーリテラシー」は年齢に応じて段階的に教えることが重要だと思います。
理解できる範囲で学んでいって、社会に出るときには身についている。というのが理想ですよね。
マネーリテラシーは、お金全般に関する知識やスキルを指します。
金融リテラシーを含む広い概念であり、以下のような内容を含みます。
- 日常的なお金の管理(節約や支出の計画)
- お金の価値や使い方の理解(消費、貯蓄、投資のバランス)
- 長期的な経済目標の設定(老後資金や教育資金の計画)
- お金に対する心理的な態度(浪費癖の改善や健全な金銭感覚)
マネーリテラシーは、日常生活におけるお金の扱い方全般に焦点を当てたものです。
私は、日曜祭日に、量販店でレジ業務をしているのですが、こんな方がいらっしゃいます。

「カードで買ってもポイントつきますか?」
1回払い、もしくは2回まで手数料無料のクレジットカードならいいのですが、「10回払いで。」とおっしゃるお客様もいらっしゃいます。
もう、金利の事を考えると「ポイント付きますか?」なんて悠長に言っている場合ではないのでは?とビックリしするのですが、1万円以内でも分割払いされるかた、いらっしゃいます。
リボ払いの方もいらっしゃいます。まるで「金利」というものが存在しないかのように普通に分割をする。これは「マネーリテラシー」がだいぶん低いと思うんです。
だからこそ、小学生のうちから少しずつでも、「お金」のことを学んでいかないと、社会に出てから「いつもお金がない人」になってしまう可能性が高くなるのでは?と私は思うんです。
だからこそ、小学校から「お金」のことを少しずつ学んで、社会に出た時にお金に困らないようにと思うのは私だけではないはずです。あなたはどう思いますか?
6.まとめ

小学生から「お金」のことを学ぶことは、子どもたちが将来、経済的な自立を果たすための重要なステップです。
購買や販売の経験やゲームを活用しながら、楽しみつつ学べる環境を整えることで、子どもたちは自然とお金の知識を身につけることができます。
今日から、家庭でできるお金の教育を始めてみませんか?
まずは簡単なゲームやお小遣い帳からスタートし、親子で一緒に成長していきましょう!
そしてまずは、あなたから「お金の勉強」を始めてみてはいかがでしょうか?
私は子育て時代に何でもっと「お金の勉強」をして息子に教えてあげなかったんだろうと、すごく後悔しています。
最後に小学生で学んでおくといい「お金の教育」の内容をお伝えしておきます。
小学生で身に付けておきたい定義と目的
- お金の価値を理解する:物とお金の交換の仕組みを学ぶ。
- お金の使い方を考える:消費、浪費、貯金、投資などの違いを知る。
- 計画的なお金の管理:お小遣い帳や簡単な予算管理を通じて、計画性を養う。
日常生活での実践例
- 買い物体験:親子で買い物をしながら、商品の価格やお釣りの計算を教える。
- お小遣い制度:一定額を渡し、子ども自身に管理させる。
- 家庭内プロジェクト:不要な物を売る体験を通じて、収入と支出のバランスを学ぶ。
以上参考になると嬉しいです。

この記事が、お子さんの素晴らしい未来を切り開く
手助けとなりますように!
最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント