お子さんの「自己肯定感」を正しく高めていますか?誤った解釈では逆効果?

小学生の子育て

自己肯定感を高めるとどんなことがおきるのか?

自己肯定感を高めることは大事ですよね!

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大事だと思うけど、自己肯定感を高めると

どんな効果があるのかは、実はよくわからない。

あなたは「自己肯定感」の意味をご存じですか?

「自己肯定感」とう言葉は聞いたこともあるし、ママ友とも

「やっぱり自己肯定感を高めるのって大事よね~!」

話したこともあるけど、…きちんと説明は出来ない💦

そういった人が多いのではないでしょうか?

簡単に説明しますと、「自己肯定感」とは

ありのままの自分を受け入れ、価値があると思える気持ち

これは自分で実行した遂行能力や成果、行動、態度などを振り返り、評価する自己評価とも関連しています。
自分がどれだけ有能であり、価値がある存在であると自ら感じることができる感覚のことです。

自己肯定感が高いと、困難な状況でも自信を持って挑戦します。
自己肯定感が高い人は、「自分はやれる!」と思って行動をするんです。
「自分はやれる!」と思っているので、失敗は成功に近づくためのプロセスだと思っています。
こういう人は失敗に対する恐れを楽しみに変えている人が多く、実はノリと思い切りで始めたにも関わらず、うまくいくことが多いように思います。

なぜ自己肯定感を高めることが重要なのか?

「自己肯定感」が必要な理由とは?
実は自己肯定感は子どもたちの精神的な健康や全体的な幸福感に深く影響しています。
自己肯定感が高い子どもは、自分を大切にします。
そして他人からの評価に左右されずに自分の道を進むことができるのです。

また、自己肯定感が高いと、他人と良好な人間関係を築きやすく、ストレスや困難に対しても柔軟に対応できるようになります。

様々な困難や課題を楽しくクリアーしていく事ができ、さらに自己肯定感を高めることになるでしょう。

さらに自己肯定感が高い人の周りには、同じく自己肯定感が高い人が集まり、ポジティブで地震に満ちた人が集まります。

お子さんだけではなく、家族みんなで自己肯定感を高めていけるとあなたの家庭は幸福感に包まれること間違いなしです!

自己肯定感を高めるとこうなる!6つの効果をご紹介

では自己肯定感を高めると、具体的にどうなるのでしょうか?

  • 自分に自信がつく: お子さんが「ありのままの自分」を受け入れられるようになり、自分自身に自信をつけることができます。
  • 前向きになれる: 物事を前向きに捉えられるようになり、「これくらいなら大丈夫!」と困難に立ち向かうことができます。
  • 新しいことに挑戦できる: 失敗することを恐れずに、新しいことに挑戦できるようになります。
  • 人間関係が良くなる: 自分自身を好きになることで、他の人も尊重できるようになり、よい人間関係を築くことができます。
  • 成功できる: 自分に自信を持ち、積極的にチャレンジできるため、色々なことを成功させる力を身に着けます。
  • 幸せを感じられる: 自己肯定感が高まることで、自分自身を好きになり、幸せな気持ちを保つことができます。

このように自己肯定感を高めるメリットはいくつもあります。

では自己肯定感を高めるにはどのような方法があるのか。
次でご紹介します。
お子さんやあなたに合った方法を見つけて、ぜひ実践してみてください。

自己肯定感を高めるための5つの方法

  1. 自分の良いところを認める
  2. 小さな目標を達成する
  3. 自分を責めない
  4. ポジティブな言葉を使う
  5. 感謝の気持ちを持つ

なんとなく感じがつかめましたか?
ではこの方法をあなたがご家庭で実行できるように、具体的にご紹介していきます!

① 自分の良いところを認める

  • 自分の良いところを書き出す: まず毎日、週に1回などノートに自分の良いところや、最近達成したことを3つ書き出す習慣を作ってあげましょう。
    例えば、「今日は早起きできた」「学校で褒められた」「お友達に優しくできた」など。
  • 人に褒めてもらう: 家族やお友達に、自分の良いところを教えてもらうようにします。
    また、家族やお友達を自分も他人を褒めるクセをつけて、ポジティブな環境を増やしていくと更にいい結果を生むことでしょう。

② 小さな目標を達成する

  • 具体的な目標を設定する: 例えば、「毎日本を1ページ以上読む」「毎日10分間散歩する」「1日1つ英単語を覚える」など、達成可能な目標を設定します。
  • 目標を達成することで自信をつける: 小さな目標をクリアするたびに、自分を褒め、次のステップへの自信を養います。

③ 自分を責めない

  • 失敗をポジティブに捉える: 失敗したときは、その経験から学んだことを書き出します。例えば、「発表は失敗したが、新しいアイデアを思い付いた」「音読の発表できちんと読むことができなかったので、もっと練習をしていこう」など。
  • 次へのステップとして考える: 失敗を「次へのステップ」として捉え、前向きに行動を起こします。
    「失敗は成功のもと。」「失敗ではなく、成功するためのプロセス。」という表現もありますね。

④ ポジティブな言葉を使う

  • 自分にポジティブな言葉をかける: 毎朝、自分に対して「今日も頑張ろう」「私ならできる」「わたしだから大丈夫」といったポジティブな言葉を口から出してみましょう。
  • ネガティブな言葉を避ける: ネガティブな思考や言葉が浮かんだときは、それをポジティブなものに置き換えます。
    例えば、「できない」と思ったときは「やれるかもしれない!がんばってみよう!」に変えてみましょう。

⑤ 感謝の気持ちを持つ

  • 感謝日記をつける: 毎日、感謝することを3つノートに書きます。
    例えば、「今日は天気が良かった」「お昼休みにお友達と楽しく遊べた」「夕ご飯が大好きなママのハンバーグだった!」など。
  • 日常の小さなことに感謝する: 普段の生活の中で、ちょっとしたことにも感謝の気持ちを持ちます。
    例えば、「無事に家まで帰り着いた」「バスが時間通りに来た」など、小さなことでいいんです。

これらの具体的な方法を実践することで、自己肯定感を高め、自分に自信を持つことができるようになります。

自己肯定感を高めるための具体例をご紹介!

  • 自分の長所を書き出す
  • 積極的にポジティブな言葉を使う
  • 感謝の気持ちを人に伝える

具体的な方法もご案内しましたが、ここで一番大切なのは

これに付きます!

以下、具体例です!紙とペンを持って
あなたのご家庭でも出来ることをすぐにやってみましょう!

  • 「今日から、自分の良いところを3つ書き出してみましょう。」
  • 「今週中に、小さな目標を1つ書きましょう。そして達成してみましょう。」
  • 「毎日、寝る前に感謝の気持ちを3つ書き出してみましょう。」etc…

具体例:始めて行動するときの参考にしてください!

・本をたくさん読める
笑顔をほめられる
・お友達に優しくできる
・足が速い
・パソコンができる

「やった~」
「うれしい」
「しあわせ❤」
「楽しい」
「大好き!」

「ありがとう」
「大好き!」
「〇〇ちゃんのおかげ」

※家族や近しい人ならハグでもOK!

など、簡単なものからすぐやってみましょう!
特にきまりはないので、思いついたことをどんどん書いていってもOKです!
※毎日同じ内容で大丈夫なので、チャレンジしてみてくださいね!

3週間続けると習慣になるので、苦にならずに続けることができますよ!
そして続けると、自分の中の気持の変化を感じることができるはずです!

書いたメモは後から見直せるように取っておきましょう!

親子でやると更に効果的✨

これらは、お子さんだけが行うのではなく、家族みんなで行うとより効果的です!

毎日の習慣にするため、学校から帰ってきてからすぐや、夕ご飯を食べる前、または食べた後に5分間時間を取ってやってみてください!
少しずつ自己肯定感が高まること間違いなしです!

しかし「自己肯定感を高めなきゃ!」と必死になってしまうと、うまくいきません。
必死になればなるほど、”自己肯定感を高めること”から離れていってしまいます。
お子さんとのコミュニケーションをとる道具として、楽しい遊びの一環としてうまく取り組んでみてください。

紙をテーブルに置いて、「よ~い、ドン」で自分のいい所を書いたり。
時には、家族でお互いにいい所を書きあったり。
今日嬉しかったことを書いて、ノートに貼って1ヵ月後に見返してみたり。

考えるだけで楽しくなってしまいますよね!
ぜひ!「実行」してみてくださいね!

「自己肯定感を高める」ための誤った解釈6つ

ありのままの自分を受け入れ
価値があると思える気持ち

「自己肯定感」は、自己評価や自信、自己愛を高めるために重要な要素として、多くの心理学者やカウンセラーによって紹介されています。
しかし、自己肯定感の概念が誤って理解されることも少なくありません。

自己肯定感の誤った解釈は、逆効果になることもあり、お子さんの成長や幸福に悪影響を及ぼすことがあります。

では、自己肯定感や自己肯定感にかかわる6つの誤った解釈についてあげていきますね。
あなたの解釈はあっていますか?

1. 無条件の自信の誤解

「自己肯定感が高い」ということは、無条件に自信を持つことだと考える人がいます。
確かに、自己肯定感が高い人は自分をポジティブに見ることが多いです。
しかし、「何をやっても私は許される」という無条件の自信とは少し違います。

無条件の自信は、自分のことをきちんと評価せずに、ただ自信を持っているだけです。
これは、実際には成長のチャンスを逃してしまうことになります。

2. 他者の評価に依存しないという誤解

自己肯定感を持つことは、他の人の評価をまったく気にしないことだと誤解されることがあります。
しかし、自己肯定感は他の人の意見を完全に無視するものではありません。

実は、他の人からのフィードバックを受け入れて、自分の成長や改善に役立てることも含まれます。
他の人の評価を無視すると、社会での関係を築くことが難しくなってしまいます。

3. ポジティブな思考のみを実践する誤解

自己肯定感を高めるためには、いつもポジティブな思考を持ち続けるべきだと考える人が多くいます。
しかし、現実的な自己肯定感は、ネガティブな感情や考えも認め、それに対処する力を持つことです。

ポジティブな思考だけにこだわると、ネガティブな感情を無視してしまい、それが後で大きな問題となり、精神疾患などの病気を引き起こす可能性があります。
バランスの取れた自己肯定感は、ポジティブとネガティブの両方を受け入れて、それぞれから学ぶことを意味します。

4. 自己愛と自己中心性の混同

自己肯定感を高めるためには自己愛が必要だと言われますが、自己愛と自己中心性を混同することは危険です。
自己愛は、自分を大切にし、尊重することを意味します。

一方、自己中心性は他の人の意見や感情を無視し、自分を優先する態度です。
健全な自己肯定感は、自己愛を持ちながらも他の人を尊重し、協力的な関係を築くことができるバランスを取ることです。

自己中心性は、長い目で見ると、人間関係に悪影響を及ぼし、孤立感や対立を生む原因となります。

5. 成功だけを評価することの誤解

自己肯定感を高めるために、自分の成功や成果だけを評価することは誤ったアプローチです。失敗や挫折も自己成長の重要な一部であることを忘れてはいけません。
これらを受け入れて学びに変えることが、自己肯定感を強化します。

成功体験だけに焦点を当てると、失敗したときに自己否定感が増し、挫折感に打ちひしがれることになります。
健全な自己肯定感は、失敗を含む全ての経験を自己成長の糧として捉え、前向きに対処する力を養うことです。

6. 他者との比較を避けるべきだという誤解

自己肯定感を高めるためには、他者との比較を完全に避けるべきだという考え方も存在します。
しかし、比較そのものが悪いわけではありません。

適度な他者との比較は、自分の立ち位置を確認し、目標設定やモチベーションの向上に役立つことがあります。
重要なのは、比較をしても自己価値を過度に否定せず、他者から学ぶ姿勢を持つことです。
他者との比較を健全に活用することで、自己成長と自己肯定感の向上に繋げることができます。

様々な誤解もありますが、ひとつひとつ誤解を解決していくと、お子さんの自己肯定感を高めることができるでしょう。

私の息子の時代にはあまり「自己肯定感」という言葉を聞くことがなかったように思います。
まだ「ほめて育てる」時代だったので。

でも我が家では「ハグ」を大事にしてました。「ハグ」おススメです。
何なら20代半ばの息子は今でもおじいちゃんやおばあちゃん、私も含め家族で「ハグ」します。何度もやりすぎると逃げ出しますが笑

ゆっくりと時間が取れないようなら「ハグ」して「大好き~💛」とギュっと毎日行うのもひとつの手だと思います!

まとめ

ありのままの自分を受け入れ
価値があると思える気持ち

今回は子育てにとても重要な「自己肯定感」についてお伝えしました。

「自己肯定感」とは自分を大切にし、自信を持つために
ありのままの自分を受け入れ、価値があると思える気持ち」のことです。

もう十分ご理解いただけたと思います。
「自己肯定感を高める方法」を絶対に試してみてくださいね!

そして、気を付けて欲しいのが「誤った解釈」をすると逆効果になることがあるとお伝えしました。
無条件の自信の誤解、 他者の評価に依存しないという誤解、ポジティブな思考のみを実践する誤解、 自己愛と自己中心性の混同、成功のみを評価することの誤解、他者との比較を避けるべきだという誤解など、多くの人が誤解をしていると言われています。

自己肯定感を正しく理解して、健全な自己肯定感を育くみ、より充実した人生を送っていきましょう!
そして、あなたの「自己肯定感」も一緒に高めてくださいね!

私は、シングルマザーだったので、毎日の子育ても大変だし、仕事も大変だし、落ち込むことも多々ありました。
途中から「シングルマザーでも楽しく幸せに生きてやる!!」と思い、息子の成長や笑顔を見て、「息子が元気に成長している!ちゃんと育ててる私、えらい!」と自分で自分をほめてましたからね~WWW

そして息子がちょこっとでもレベルアップするたびに息子をギュギュギュっと「ハグ」して「すごい!」「大好き!」「やったね!」とほめまくる・・・。(ほめて育てる時代💦)

過ぎてしまえば子育て期間はあっという間。
子育て真っ最中のあなたは今、とても大変だと思います。
ですが、今が頑張りどころです。

お子さんの「自己肯定感」を上手く高めながら、家族みんなで「自己肯定感」を高めて、幸せで楽しい人生を送っていきましょう!


きんさちの子育て成功ブログでは、「自己肯定感を高める」ことに役立つ小学生対象のプログラミング学習を紹介しています。

こちらの記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください!

404 NOT FOUND | きんさちの子育て成功ブログ

この記事が、お子さんの素晴らしい未来を切り開く手助けとなりますように!
最後までお読みいただきありがとうございました。

子育て 25年 / パソコンに携わる仕事 24年 / Microsoftoffice系のインストラクター経験あり / 現在地元のIT企業に勤めている”きんさち”が、子育て情報をお届けします!あなたの不安を解消出来たら幸せです!

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